
Black Cat Stereo Black Cat Vibe
Black Cat Vibeといえば、かつて90年代、Black Catオリジナルプロダクトラインのフラッグシップとして制作されていました。
もともとBlack Catの創始者であるフレッド・ボンテがボブ・ブラッドショーのために制作したハーフラックのBlack Cat VibeはCustom Audio Electronicsとしてクライアントに提供されていました。
そのハーフラック型のヴァイブユニットはスティーブ・ルカサー、マイケル・ランドウ、トレイ・アナスタシオが実際に使用し、そのサウンドは伝説となりました。
現在のStereo Black Cat Vibeは、これまでに制作された“ユニヴァイブ”リクリエーションの最高傑作として名高いペダルです。レニー・クラヴィッツ、エリオット・ランドール、クリス・ポーランド、デイブ・スクールズをはじめ、世界中のギタリスト、アーティストがBlack Cat Vibeを使用しています。
●特徴
・オリジナルBlack Cat Viveと同じ回路
・ステレオアウトにも対応
・アメリカ製カスタムメイドのメタリックシルバー筐体
・アメリカ製カスタムメイドのBlack Catドームランプ/LDRカバー
・ブラックエポキシPCB/イエローシルクスクリーン
・エクスプレッションペダルでSpeedコントロールを操作可能
・手作業による組み込み、配線
・Made in USA
●オペレーション
・2つのアウトプットを搭載しています。Out1はクラシックなユニヴァイブエフェクトを作るモノラルアウトです。Out2は位相を反転したサウンドで、Out2だけを使えばOut1とは少しだけ違った音になります。
Out1とOut2を同時に使用することでステレオオペレーションが可能です。
・Chorus/Vibratoトグルスイッチでコーラスとヴィブラートモードを切替えます。クラシックなユニヴァイブトーンはコーラスモードのサウンドです。
・Volumeコントロールは全体の音量を調整します。ユニティゲインは12時付近です。Volumeを高くするとラウドなアウトプットが可能です。
・Intensityコントロールはエフェクトのかかりの深さを調整します。コーラスモードでは12時辺りから音を作り始めてみて下さい。ヴィブラートモードではより高く設定する方が分かりやすいサウンドとなります。
・Speedコントロールはエフェクトの揺れるレートを設定します。また、EXP端子に接続したスタンダードなエクスプレッションペダル(Moog EP-2等)で設定することもできます。
●FAQ
・BOSS EV-5をエクスプレッションペダルとして使うことが可能か
動作はしますが、スムースな動きではありません。様々なペダルを試したところ、Moog EP-3が最も相性が良く、全体的にスムースに可変することができました。
・内部にはフォトセルやライトがあるのか?
もちろんです。Black Cat Vibeはかつてのヴィンテージユニヴァイブを出来る限り再現した、本物の光学式ペダルです。ランプと4つのフォトセルを使用し、独特の音色を作ります。
・本当にオリジナルBlack Cat Viveと同じ回路なのか?
オリジナルモデルと現在のモデル、内部の写真を見ると違うもののように見えるかも知れません。しかし、実際は同じ回路なのです。
Black Cat Pedalsでは何台ものオリジナルBlack Cat Vibeの音を出し、最も甘い音の出るモデルを選んでリバースエンジニアリングを行い、現在のBlack Cat Vibeを制作しました。
●電源
Stereo Black Cat Vibeは、センターマイナス12VDCアダプタ(付属)で駆動します。消費電流は400mA以上です。
また、12VACアダプタでも駆動させることができますが、AC電源によるノイズが入る場合がありますので、12VDCアダプタのご使用を推奨します。
電池はお使いになれません。
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